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私は企業の人事部に勤務しながら社会保険労務士の資格を取得しました。周囲に資格勉強中であることは伝えていませんでしたので、残業も飲み会も普通に対応していました。それでもスキマ時間や週末を使って、1回の受験で合格することができました。
資格勉強する社会人は多いですが、かけられる時間や費用によって最適な勉強法は変わってきます。ここでは社会保険労務士を目指す会社員の勉強法についてご紹介します。
会社員の勉強法
会社員が資格を取得するには、目指す資格やかけられる時間、費用などによって最適な勉強法は変わってきます。独学や通信・資格スクール、大学・専門学校などから自分の状況に合わせて学習スタイルを選んだり、組み合わせたりして学びます。それぞれにメリット・デメリットがありますので、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
資格取得の学習スタイル
- 独学
- 通信・オンライン
- 通学・資格スクール
- 大学・専門学校 など
独学
テキストや過去問題集が市販されている資格であれば、独学でも取得を目指すことができます。社労士はテキストも過去問題集もたくさんありますので、まずは独学でがんばってみようと考える人も多いでしょう。経済的に資格取得を目指すことができますが、スケジュール管理など強い意志が必要となります。
メリット
- 費用はあまりかからない
- 場所や時間の制限がない
- 自分のペースで進められる
デメリット
- 自己管理が難しい
- 効率的に学ぶには不利
- 最新情報の収集を自分でしなければならない
社労士の独学勉強法についてはこちらの記事でご紹介します。
通信・オンライン講座
通信・オンライン講座は、独学と通学・資格スクールの間くらいの勉強法といえます。予算を抑えて自分のペースで進められますので、働きながら資格取得を目指す会社員に向いているといえます。
メリット
- 通学より費用はかからない
- 場所や時間の制限がない
- 情報収集ができる
- サポートが充実してきている
デメリット
- 自分でペースを管理しなければならない
- 疑問をすぐに解決できない場合がある
社労士のオンライン講座の活用法についてはこちらでご紹介します。
通学・資格スクール
通学・資格スクールは、短期間で効率的に学習を進めることができる方法です。勉強仲間や人脈ができますが、仕事をしながらスクールに通う時間を調整しなければなりません。当然ですが、スクールに通うだけで合格できるわけではなく、自分でも勉強する時間を確保する必要があります。
メリット
- 直接講師の授業を受けられる
- その場で質問ができる
- 情報交換や最新情報の収集ができる
- サポートが充実している
デメリット
- 独学や通信より費用がかかる
- 場所や時間が決まっている
大学・専門学校
さまざまな知識を幅広く身につけたい場合は、大学や専門学校で勉強する方法もあります。予算や時間、期間にあまり制限がなく、じっくり時間をかけて学びたい人に向いています。
今の仕事を続けられるのか、時間を調整しやすい仕事を探すのか、勉強に専念するのかを決める必要があります。
メリット
- 資格だけでなくさまざまな知識を学ぶことができる
- 施設やサポート体制が充実している
- 就職に役立つ情報を得られる
デメリット
- 他の勉強法よりかかる費用が高額
- カリキュラムを修了するまで時間がかかる
学習スタイルの選び方
社労士の代表的な勉強法は、独学か通信講座、資格スクールといえるでしょう。
私は会社の資格支援制度を利用して、最小限の支出で短期合格したいと考えていました。半年程度の社会人講座(今はやってないみたいです)を受講して、試験に出やすい内容を重点的にインプットして、過去問題集を10回以上繰り返しました。短期合格にはよい選択だったように思います。
勉強をはじめるにあたって、どのテキストや講座を選べばよいか迷うと思いますが、教材やカリキュラムが自分に合っていて、勉強しやすいものであるかどうかで選ぶことをおすすめします。
人気や価格も判断基準のひとつになりますが、やはり試験に合格するまで勉強を続けられるかどうかが重要です。多くの人が使っているから自分にも合うとは限りませんので。
判断基準
- 教材・カリキュラムの内容
- 情報や課題の量・質
- 価格や受講業などかかる費用
- サポート体制
- 合格率・実績 など
まとめ
私はできるだけ少ない支出で最短合格することを重視しましたが、全く違う基準で選ぶ人も多いでしょう。
実際、受講した社会人講座には趣味ではないと思いますが、とりあえず勉強してみようという感じで年齢層は高い人が多かったです。強い気持ちで合格を目指しているように見える人はいなかったので、勉強仲間はできませんでした。周囲ののんびりとした雰囲気のなかで自分は必ず合格してやると思って集中したので、結果的にはよかったと思います。
今であれば選択肢が増えたオンライン講座を使って、スキマ時間をフル活用したいです。